フットサルボールの構造フットサルボールの基準

フットサルボール

フットサルボールの定義】

[FIFA国際試合フットサルボール基準]

・フットサルボールの大きさ(外周)
 ・・・62.5〜63.5センチ ※国際試合でなければ62〜64センチ

・フットサルボールの重さ(重量)
 ・・・410〜430グラム ※国際試合でなければ400〜440グラム

・フットサルボールの空気圧(bar=バール)
 ・・・0.4〜0.6バール ※海抜による

・フットサルボールのリバウンド(2mの高さから木製の床に落としたときの弾み方)
 ・・・55〜65センチ ※国際試合でなければ、50〜65センチ

・フットサルボールのボールバランス
(空気圧0.6barで傾斜のついた床面を目標に向かってボールを転がしたときの誤差角度)
 ・・・5度以内 ※国際試合でなければ7.5度以内

・フットサルボールの球形度(空気圧0.6barにて真球に比べ)
 ・・・差異最大値1.5%以内 ※国際試合でなければ2.0以内

・フットサルボールの空気漏れ(空気圧0.6barで、72時間放置したときのロス率)
 ・・・最大値20%以内 ※国際試合でなければ、25%以内

・フットサルボールの耐久性(空気圧0.6barで、2.5メートルの距離からスチール製パネルに向けて時速50キロのシュートを2000回繰り返すテスト)
 ・・・縫い目とチューブが破損しない、周囲の伸びが1センチ以内、
   円球の変化1.5%以内、空気圧減0.1bar以内(国際試合でないとこの項目は定めない)

 以上がフットサルボールの定義です。


【フットサルボールの構造】

◆フットサルボールの外装

フットサルボールの外装は、ポリウレタン製でツルツルのものと少しザラザラしたものがある。

ツルツルのものは、体育館の板間・ラバーコートを施したコート向きで
ザラザラした表面のものは人工芝のコート向きと言えます。


◆フットサルボールがローバウンドな訳

フットサルボール特有の弾み方を生み出しているものが、チューブラテックス
(ラテックスとはゴムの木から採取される樹液のこと)の中に詰めてある
「スポンジチップ」「ポリウレタンチップ」「綿」といったものです。

これには各メーカーがそれぞれいろんな物を採用しており、
いろいろな感覚のフットサルボールが存在する原因になっています。

また低価格のボールやスポーツ専門店以外で販売されているボールには、
粗悪なスポンジを詰めたものや、ウエス(トレーナーやジーンズの切れ端)を詰めたもの
があり、フットサルの技術習得には向かないフットサルボールもあります。


◆フットサルボールの適正空気圧

日本で販売されているフットサルボールには、さまざまな空気圧表示がありますが、
大きく分けて4種類の表記のボールがあります。

@BAR=bar(バーまたはバール)
最も多く使われている単位表示
単位が、0.1〜1.1間での範囲表示

AhPa(ヘクトパスカル)
単位が、100〜1100の間での範囲表示(0.6barは600hPs)

BLBS.=lbs.(ルーブ)
単位が、0.1〜1.1間での範囲表示
国によっては、1〜11とゼロを省いて表示(0.6barは6LBS.にあたる)

Cpsi(プサイ)
単位が1〜16の間での範囲表示
他のものと基準が違うため要注意!(0.6barは8psiにあたる)

適正空気圧は、ボールの中のラテックス(ゴム)の種類や詰め物の量によって異なり、
大きく分けて“0.4〜0.6bar”のものと“0.8〜1.0bar”のものが多いです。

目安としては、体育館などの板間は低めのセッティングで、
ラバーコートの上や人工芝などでは高めのセッティングが適しています。


◆空気入れの注意点

フットサルボールが壊れる原因には空気注入のときが多いので、
注意して適正に空気を入れないといけません。

空気注入口には大小2タイプあり、
大きな穴のものはボール内側のチューブに砂とか異物が混入しやすく、
小さな穴のものは砂や小石が入りずらいが、針が長く力がかかり、壊れやすい。

空気入れの針にオイルやツバを塗って差すなどの工夫が必要です。

空気は入れる時は硬めに入れた後で、空気圧計で抜いて調節し、
使用後も空気を少し抜いて保存するのがいい。